気持ちが落ちこみ「うつ状態」になると中途半端な状態に耐えられなくなります。物事を「良い」「悪い」の二択にしがちになります。そこから「会社を辞める」「パートナーと別れる」と急な行動をして、後々に「あんなことすべきでなかった」と後悔します。落ち込んだときは「決断しない」が大切ですね。
不安が押し寄せてくるときは、脳が「やばい!このままじゃ死ぬぞ!」と慌てふためいているそうです。だから「ハーブティーを飲む」「風呂に入る」「甘いものを食べる」などアクションをとると「ここは安心」と脳が認識して不安が去るようです。慌てる脳には「わからせ」が重要ですね。
奄美大島の知り合いが「近所のジイさんは酒が飲みたくなるとハブを捕まえに行く」と言っていました。そして捕まえたハブを役所に持っていくと、謝礼金として数千円貰えるのでその金で焼酎を買うそうです。その話を聞いて「討伐クエストじゃん」と私は思いました。
疲労のサインはいろいろありますが「何を食べていいかわからない」がわかりやすいサインだと思います。特に「夕飯?」となって、惣菜コーナーの割引シールをみて長考するときは疲れてます。
「人前で話すと緊張する」というのは「みんなの前で間違ったことを話すと部族から追放されて死ぬ」という古代からの名残りという説があります。緊張しないためには「みんなの前で話しても死なない」ということを学ぶしかないんでしょうね。確かに根源的な恐怖を感じます。
あまり知られてはいませんが、ロブスターは理論上は永遠に生き、無限に大きくなります。ただデカくなりすぎると動きが鈍くなって餌が取れなくなったり、脱皮に失敗して死ぬそうです。まるで人間が作る組織のようですね。
疲れを癒すために「おうち入院」という考えがあります。テレビを見ず、スマホはおいて、布団の中でひたすら寝ます。ちょっと起きたら、好きな本を読んでまた寝ます。入院を家でするイメージです。自宅だけはなく、ビジネスホテルや温泉旅館でやると効果は絶大です。疲れた人は試してみてください。
生きている理由をみんな複雑に考えますが、シンプルに考えれば「死んでないから」です。つまり、死んでない人は生きていていいんですよ。俗物でも、失敗だらけでもオッケーです。
何かミスして「終わった...」と思ったときは「まだ始まってもいないぜ」と自分に言い聞かせてください。過去の失敗も振り返れば「あのときはスタートラインにも立ってなかった」と思うことの連発なので、この感覚がちょうどいいと思ってます。
陸上自衛隊にいた際に「災害派遣や海外派遣時の入浴で蛇口やシャワーの水を長時間ぼんやりと眺めている隊員がいたら、よくケアをしたほうがいい」と言われたことがあります。理由は精神的な疲労がたまると、単調な動きを見つめる傾向にあるそうです。お気をつけください。