とても残念な話ですが、「わかり合えない人」はいます。昔、私は「いつか、きっとわかり合える」的なことを信じてましたが、時間と労力の壮大な無駄遣いをした挙げ句、壊れました。なので、「あ、無理」ってなったときは、物理的に離れるか、心のシャッターを下ろして接したほうがいいと思っています。
自衛隊でメンタル病んだとき、心理幹部から「しんどいときに弱音を吐かない人ほど、急に心が折れる」と教わりました。逆に、弱音を吐く人ほど、困難な状況を乗り越えられることが多いとも言ってました。弱音を吐けば、自分の状態がわかるし、周りが助けてくれるからです。無理せず弱音は吐きましょう。
疲労回復で重要なのは「何もしないこと」です。なので、疲れてるときは「お家入院」がおすすめ。これは入院生活を自宅や実家などで再現するもので、激しい運動や遠出はしない、ゲームなどをしても22時には就寝するなど、心身への負担を排除する方…
あまり先のことを考えすぎると、不安で気持ちが暗くなってしまいます。そんなときは、少し先の楽しみをたくさん思い描くといいです。「仕事帰りにビールを飲む」とか「週末は猫と遊ぶぞ」、「夏は少し遠くへ旅行しよう」など。少し先を照らす光が集まれば、その光は人生全体をも照らせると思います。
後悔しないコツ、何となくわかってきた。気になる本は、すぐに読む。行きたいところには、早めに旅行。「あ、無理」な人とは、即サヨナラ、など。要は「今の気持ち」に正直に動く。将来なんて誰にもわからない。確実にわかっているのは「今の気持ち」。だから、今日はハーゲンダッツを買って帰ります。
睡眠不足が引き起こす症状って、疲労感や肌荒れ、思考力の低下などいろいろあるけど、本当に危険なのは「優しさがなくなってしまうこと」です。あまり寝てないときは、ちょっとしたことでイラっとするし、大切な人との関係を傷つけてしまうかもしれません。睡眠は優しさの源。まずはよく寝てください。
人間関係はおもしろいです。何年も一緒にいた人でも、離れた瞬間に関係が途切れてしまうことがあります。一方で、2~3か月だけ一緒にいた人が、何年たってもずっと良い関係でいられることもあります。たぶん、一緒にいた時間の長さより「生きる方向」が同じということが大事なんだと思っています。
自衛隊にいたとき、大事な決断をする前に、いつも唐揚げを食べる先輩がいました。理由を聞くと「好きなものがマジで美味いなら、判断力は正常だろ?」と言っていました。逆に、好きなものが美味しくないときは、心身が弱っていて、判断力が低下している証拠だそうです。割と良い目安だと思っています。
新しい環境に移った人は、早めに「心の緩衝地帯」を作ったほうがいいです。経験上、会社と自宅の往復だけだと、心が不安定になってしまいます。なので、美味しい定食屋、ぼーっとできる公園など、会社や自宅から少し離れたところに居場所を作ってください。仕事とプライベートは「混ぜるな危険」です。
仕事をしてると、少なからず叱られたり、否定されたりします。仕事に依存しすぎると「職場での否定=人生の否定」という思考に陥るおそれがあります。なので、没頭できる趣味、ときめく推し活など、自分が否定されない世界をいくつか持ったほうがいいです。休日は「やさしい世界」で過ごしてください。