日本には「優れた才能がある人は人格者でなければならない」という風潮があり、少しでもスキャンダルがあると世の中から消えていきます。でも「誰かの心を震わせる才能」と「人格」は基本的には別物です。「人間としてはダメだけど、美しい歌が歌える人」でもいいじゃないかと個人的に思ってます。
行事や伝統は「無駄なことをあえて楽しむ娯楽」の側面もあり、社会に余裕がなくなると「ただの無駄なこと」と見なされる傾向にあります。「書道よりもマジックペンの方がいい」や「正月はおせち料理より、カツカレーの方が美味しい」という言論が支持されるようになると文化の衰退です。
陰でコソコソと悪口を言う人は「後ろめたい」という気持ちがあるので大きな声で言えません。相手にするのはやめましょう。大きな声で悪口を言う人は「ヤバい奴」なので相手にするのはやめましょう。
教養とは「すぐに優劣をつけない力」だと思ってます。例えば「小説は良いが、漫画はダメ」ではなく「それぞれ良いところがある」と判断できるのが教養です。教養がないと白と黒の間にある「グレーゾーン」がわからなくなります。世の中のことは、たいていは「好みの問題」です。
防大の学生のとき、真夏の演習で防御陣地をひたすら作っていました。ひよこだった私は穴を掘るのが嫌になり、「こんなに穴を掘る意味あるんですかね?」と助教に聞きました。すると「経験を通してわかったらもう遅いぞ」と返ってきました。いま考えても含蓄の深い言葉ですね...。
私の経験上ですが、人生に「余裕がある人」はマウントをあまり取ってこないです。でも「不安」や「戸惑い」がありそうな人に限ってマウントをとってくるイメージです。満たされない人生を埋めるために、優越感で心を埋めてきます。「強い犬はすぐに吠えない」と思ってます。
「逃げてもいい」とは「ちゃんと戦って『無理だな』と思ったときには撤退しろ」という意味であって「嫌なことがあったら逃げろ」ではないです。でも日頃から逃げ道を作っておかないと詰みます。逃げ道の穴は元気な時に掘っておいてください。
避難所などに行くときは「衣類はジップロックで小分けにしておく」「ゴミ袋などに入れてから、リュックにいれる」ということを心がけてください。こうしておけば衣類が濡れませんし、管理も楽です。「替え着を濡らさない」は自衛隊で学ぶ原則の一つでもあります。ぜひ心がけてみてください。
人生で1番孤独を感じる瞬間は「一人でいるとき」ではなくて、「周りにたくさん人がいるのに、誰とも打ち解けられない」ときです。だからボッチはパーティや飲み会に行かず、ソロ活を楽しみます。これが私です。
人生に絶望して「もうダメだ...」と思ったときは、まず「3日間だけ生きること」をイメージしてください。どんなに辛くても、3日ぐらいであれば生きるイメージが浮かびます。3日たってもダメだったら、また3日生きてみます。日数が経過すると…