あのさあ、みんな逆にかんがえなよ。 ひとはなぜ、こんなにしんどくて、面倒で、コスパ最悪なのに、ここまで「労働」「結婚」「子育て」を続けてきたのか・・・。 それは、「退屈」「孤独」がそれよりもしんどくて、面倒で、コスパ最悪だから…
「しあわせ」はヌルゲーだよ。原始人がやってたことをちゃんとやればいい。朝日と共にめざめ、多くのじかんを仲間たちと共にすごして、異性とペアをつくり子を育て、毎日しっかり運動をして、たんぱく質を雑多な草と共にとりこみ、寝床をととのえ、日が落ちてねむる。しあわせはインターネットにはない
どこかの売れっ子キャバ場が「キモい客がシャンパン入れたけど、結局その金すらキモくて浄化したい。貰ってほしい」 ということで、呪われた金を受け取り、メシと酒を奢られる仕事をしました。『すげえスッキリした!』らしい。たいへんな仕事で…
『毒親』についての問題になると、皆なんとなく「最近の親は質が低下してる」みたいな話を始めがちだけど、個人的にはまったく違う見方をしてるんだよな。これまで5000人に奢られた中で、親子関係についてもかなり触れてきたけど、俺は「子育て…
子育ては、あるていど雑にやらないといけないんだろうね。コスト的にも、効果的にも。あんまり熱心になっても効果がない。結局こどもが強く影響をうけるのは、学校の授業や習い事の質よりも、触れ合う大人の生きる姿勢そのものだ。こどもに勉強させたきゃ大人が勉強するしかない。それには雑味が必要。
きのう『毒親の発生は子育て人数がへったせい』といったけど、リアクションをみて、別の側面も強いとおもった。それが子育ての「潔癖化」だね。例えるなら、「テトリスで隙間ができたらコントローラーぶん投げる」という感じで子育てを捉えるひとが増えてる。子育てに必要な「雑み」が著しくへってる。
「親が偏った考え」だと、それが必ず「毒親になる」というわけでもない。たいせつなのは、「そっか。親の考えも、たくさん存在する大人の考えのひとつにすぎないんだな」と気づける環境があるかどうか。だから、それこそ文字通りに「家に大人がたくさんいる」のが一番よね。おれんちは10人いたけど。
育児しながらバリバリ働いてる女、マジで「ハァ?なにがァ?」っつう感じですべてを当たり前にこなしてるし、みんなニッコニコなんだよな。共通項は色々とある気がするけど、まずはギャル性が高い。友達あんまいない。けど、それを気にしてない。親との関係が微妙。あと、熱心にツイッターをしてない。
ツイッターで元○○と名乗るひとほど、じつは○○でのキャリアがショボい問題は、「キャリアをしっかり積んだひとは、つぎの次元のキャリアを獲得できるので、元○○を名乗る意味がなくなる」という結論に落ちついてきた。元プロ野球選手は「甲子園出場経験アリ」なんてことをいちいち言う意味がない。
若い人、みんな「何者かになりたい」と口を揃えて言う。つまり「無条件に愛されて、自分がいないと成り立たない世界の中を生きたい」ということなんだけど、それって大抵は「子供を持ちたい」という遺伝情報にくみこまれた古典的な本能が、現代の条件と噛み合わずにガチャガチャ鳴ってるだけなんよな。