何でもそうだけど、自分をデキる風に見せないほうがいいよ。カニカマはカニカマだとわかって食べるから美味しいのであって、「カニです」と言われて食べるとあまり美味しくないです。相手に期待させても、あまりいいことはないと思います。等身大で生きましょう。
人生では「服を買いに行く服がない」という状況になると苦労します。服に限らず、「体力をつけるための体力がない」「知識を得るための知識がない」など、行動するためのモノがないと悪循環に陥ります。なので、できるだけ「クローゼットに服がある」的な状況を整えておくことが大事だと思っています。
疲れがたまってくると「好きなことをする体力がない…」と思い、趣味や推し活から離れがちになります。ただ、一度離れてしまうと、元の情熱を取り戻すのは難しくなります。なので、疲れていても、少しでいいからお気に入りの時間を作ったほうがいいです。情熱の火は、絶やさなければ何度でも蘇ります。
生きる意味を考えすぎると、迷子になって落ち込んでしまいます。なので、迷子になりそうなときは、少し先まで生きる理由を考えるといいです。「お昼は唐揚げを食べよう」とか「来週は映画を見るぞ」、「夏は鎌倉に行きたいな」など。その小さな理由が「人生の足元を照らす灯火」になると思っています。
「逃げてもいい」「無理しなくていい」という「優しい言葉」をオーバードーズすると、人生詰んでしまいます。これらの優しい言葉は、しっかりと戦って疲れてしまった人にかけるものです。目の前の嫌なことから逃げるためのものではありません。優しい言葉は、用法・用量を守って正しくお使いください。
最も有益だった陸上自衛隊の教え 「まず結論から話せ!次の瞬間、お前が死んだら誰が結論を報告するんだ!」 おかげさまで結論から話せるようになりました。
人間関係で疲れない方法、何となくわかってきました。「執着しない」「期待しない」「皆から好かれるなんて無理」。この3つを覚えておくと、無駄に消耗することが少なくなります。他人の行動や感情はコントロールできません。なので、「ほどよく無関心」でいることが割と大切だと思っています。
自分が疲れているとき、他人に優しくするのは難しいです。なので、まずは自分に優しくしたほうがいいです。ゆっくりお風呂に入る、唐揚げとか美味しいものを食べる、趣味に没頭する、早めに寝るなど。すると、翌朝には自然と優しくなれます。他人への優しさは、自分への優しさの「おすそわけ」ですよ。
すべて「たたかう」でクリアできるほど、人生は甘くなかったです。疲れたらこまめに回復、しんどいときは弱音を吐くことが大切でした。そして、本当にヤバいときは「にげる」を選択したほうが良かったと思います。一度倒れてしまうと、簡単に復活できない。人生の作戦は「いのちだいじに」が基本です。
趣味や推し活を勧めるのは「今に全集中できる」からです。未来を考えすぎると不安が襲ってくるし、過去を振り返ると後悔が湧いてきます。一方で、お気に入りの時間を過ごしていると、意識を「今」に置けるので、無駄な不安や後悔から解放されます。つまり、趣味や推しは「メンタルの守護神」なんです。