さえない機械受注見通し、米自動車輸入制限報告書などの懸念材料にもかかわらず、日本株は力強い動き。前週のフライング気味の買いが前週末に調整され、今週は投資家も買いに動きやすくなった感。「日経平均一段高、2万1300円台乗せ アジア株…
午前の上げ幅は一時400円超に。新規材料もなく、前日の米国株が冴えない中での先物主導の急上昇。円安という足がかりがあるとはいえ、相変わらず機械取引に翻弄される展開が続く。「日経平均反発、上げ幅一時340円超 先物買い主導」:日経電…
ある独立系投信の社長は「かつて値上がり益狙いで個別株を買っていた世代が積み立て世代に代替わりしてきた」と分析していた。裾野拡大は道半ばだが、質の改善は確実に進んでいる。「投信保有が長期化 18年は平均3
日本時間早朝のヘッジファンドによるドル仕掛け売りがミセスワタナベのロスカットを巻き込む流れは、過去に何度も見た構図。アップルの業績下方修正はリスクオフの円高を招く格好の撒き餌に。「円、年始の急騰で一時104円台『AI』と薄商いが拍…
平成最初の年末から日経平均が1万8000円近く落ち込んだ平成最後の年末。この間に「株は中長期で上がるもの」と信じ続けた米国と「上がらないもの」と思い直した日本の投資マインドは大きく開いてしまった。「日経平均、改革映した30年 平成…
週明けの日経平均はムニューシン米財務長官の為替条項発言で再び動揺。市場は「円安けん制→株価調整拡大」のシナリオを描くが、肝心の円高が加速しない。日本は久しく円売り介入から距離を置く。人為的な円安誘導がない以上、為替条項も絵に描いた餅。短期筋の思惑売買以上の動きは起きづらい。
トルコリラ急落→欧州銀の財務悪化&新興国への懸念波及→リスク回避の円高→日経平均の大幅安。理屈が通るような、通らないような曖昧な不安の連鎖で日経平均は一時300円超安。「日経平均続落、下げ幅一時300円超える 円は上昇」:日経電子版
マイナス金利適用分を減らすのは、やはりマイナス金利政策による副作用への配慮が働いたか。「日銀、ゼロ金利適用残高の比率を引き上げ マイナス金利減らす」:日経電子版
日銀の政策会合と総裁会見が終わり、BOJウオッチャーによるリポートが集まり始めた。「金融緩和策に伴う各種副作用への対応を主眼に置いた事実上の正常化策」と「金融緩和策の長期持続を可能にするための柔軟化措置」に見解が真っ二つ。各人の金融政策に対する立ち位置が透け、個人的には興味深い。
仮想通貨業者の円滑な規制管理を望む金融庁、顧客離れ回避へ信用補完したいコインチェック、仮想通貨事業に迅速参入したいマネックス。3者の利害が見事に一致した買収案。「コインチェック支援要請 マネックスが買収案提示」:日経電子版