教育勅語には「天皇主権」とも「天皇のために命を捧げる」とも書いてない。315字しかないので、読んでから批判したらどうかね。
この柴山新文科大臣の教育勅語復活を匂わす発言は、絶対に見過ごすことはできない。国家神道以上に、明治〜昭和20年までの国民の皇民化、軍国主義化の洗脳に絶大な影響力を発揮したのが教育勅語という呪文である。柴山氏は、文科相としてあまりに…
「現代的アレンジ『検討に値する』教育勅語巡り文科相」 「勅語」の核心ーー「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」をどう「現代的アレンジ」する? 「いざというときは集団的自衛権を発動して米国のために命を投げ出せ」か? とんでもないことだ。
「天皇やお国のために死ね」と教える教育勅語にいったいどんな普遍性があり、どうアレンジするというのだろう。「安倍総統のために死ね」とか?→初入閣の柴山文科相、教育勅語“普遍性持つ部分ある”(TBS系(JNN)) - Ya
ちょっとキツめのタイトルになっていますが、森友学園騒動の直前に寄稿し、その後爆発的に読まれた「教育勅語」記事です。たぶんこの関係ではウェブで一番読まれているはず。
部分的肯定論は、戦後の「教育勅語」肯定論の典型的なパターンのひとつですね。『教育勅語と日本社会』(岩波書店)に寄せた拙稿参照。
いきなりぶっ放してきたなあ。さすが期待を裏切らない安倍内閣。
即刻辞職を。教育勅語の「父母孝行、兄弟姉妹仲よく、夫婦睦び合い、朋友信義」は、全て「一身を捧げて皇室国家の為に尽くせ」の文言に流れ込み、「かようにすることは、忠良な臣民」とされている。つまり、臣民の道徳律だ。日本国憲法下の教育でア…
初入閣の柴山文科相、教育勅語“普遍性持つ部分ある” TBS NEWS
早速、新任の文科大臣が教育勅語について「基本的な記載内容について現代的にアレンジして教えていこうという動きがあり、検討に値する」と述べた。なぜ戦前の教育勅語をアレンジしないといけないのか。そもそも政権そのものが道徳的ではないのはどういうことなのか。もはや全てが悪い冗談でしかない。