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自分という存在は、歴史をかけて生き残り、育まれ、 願われて生まれてきた奇跡の存在なのだ。 合掌、藤岡弘、
ある講演会で一人の少年に尋ねた。「君は、どうやって生まれてきたと思う?」彼は、「母ちゃんと父ちゃんがうまいことやって自分が出来ちゃったんだ」と答えた。果たしてそれだけのことだろうか?君は御先祖様から繋がり、育まれ、 願われて生まれてきた奇跡の存在なのだ。 合掌、藤岡弘、
人生はサバイバル。生きている間は何が起こっても当たり前、何が起こるかわからない。洞窟だって同じで、一寸先は闇。光を求めてどんどん進むだけ。そう思ってやっていればどんな壁だって超えていけるはずだ。私もまだ、己磨きの旅の途中だ。合掌、藤岡弘、
己の命も相手の命も大事にし、お互いに和合する精神を高める。敵であろうとも意気に感じ、不条理、矛盾にも逃げる事無く突き進む覚悟、道義、信義に生きる。これが武士(もののふ)の道である。合掌、藤岡弘、
格闘技大会で戦うといったって、昔の戦(いくさ)と違って戦わなきゃならない理由なんて何もない。だから、自分が強いかどうかを相手の身体、力を借りて試させてもらったという感謝と礼がなきゃだめなんだ。 合掌、藤岡弘、
人生にはリハーサルもアンコールもない。1秒後は歴史になってしまう。私達は確実に死に向っている、だから人生の一瞬に命を賭けろ。 合掌、藤岡弘、
苦を楽しみ、超えることに武道の妙味がある。 合掌、藤岡弘、
インターネットの問題点は、“情報を取捨選択する必要がある”ということ。情報を選ぶ側の資質が試されているんだ。 合掌、藤岡弘、
ジャングルでは部族と対峙しても言葉は通じないし、コンピュータで「助かり方」を検索することもできない。人間同士の“心情の交流”ができるようになることで、生き残れるのだ。 合掌、藤岡弘、