統一地方選・前半は明日9日が投票日。 県議選、政令市議選は多くの選挙区で大激戦。いわゆる「オール与党」の議会では知事や市長の提案を正せず、住民から出される陳情や請願は日本共産党だけが紹介・採択を求める例も珍しくありません。 貴重な…
政府が今月末までにまとめるとしてきた少子化対策案。 児童手当の拡充や所得制限撤廃などは当然。 子どもの医療費助成について、先進的にとりくむ自治体へのペナルティとなってきた国保の国庫負担減額措置は廃止の方向という。さらに進めて、国の…
岸田首相のウクライナ訪問については、衆参の本会議で報告を受け質疑を行うことに。 戦争中の国を日本の首相が訪問するのは初めてのこと。現地で表明した「殺傷能力のない装備品の支援」とはなにか、NATOの基金を通じて行う意味はなにか、ただ…
袴田事件、東京高検が特別抗告を断念。死刑が確定した事件での再審開始は5件目。ご本人はもちろん、支援者や弁護団、かかわってきたすべてのみなさんのたたかいに心から敬意。 速やかに再審が開始されるべきだ。検察は、高裁決定を踏まえて迅速な…
袴田事件、東京高検が再審開始決定を不服として最高裁へ特別抗告の方向で協議、との報道。一体いつまで長期化させるつもりか。 ずさんな捜査への反省こそ求められるが、検察がなお争うよなら再審公判で主張すべきだ。再審開始決定を何度も争い再審…
ガーシー議員の除名議決はそれ自体極めて重いもの。国会に一度も当院せず、懲罰である陳謝にも応じず、憲法が求める「全国民の代表」としての職責を果たそうともしない、憲政史上初めてのもの。 数の上での3分の2にかけて改憲発議の予行演習と…
北朝鮮の弾道ミサイル発射は、累次の国連安保理決議に反し許されない。だからこそ、エスカレートさせない外交的対応が必要。 中国の偵察用気球と推定される物体は、領空侵犯に該当しうる。だからこそ、外交的に事実関係を確認し対応すべき。 いたずらに脅威を煽り軍事的対応にシフトすべきではない。
岸田首相がLGBTQへの差別発言の荒井秘書官を更迭。 「(同性婚法制化は)社会が変わってしまう課題だ」という岸田氏の答弁は、こうした秘書官と共有されてきた認識に基づくものだろう。 杉田水脈氏を政務官にした事実も併せて、任命責任はも…
自民「産休育休がなぜとりにくいか。この間にリスキリングでキャリアアップを」 岸田首相「育児中も主体的に学び直しに取り組む方々をしっかり後押し」 議場もざわついた。 原則無給、産休中の出産手当金、育休中の育児休業給付金が満額でない…
児童手当に所得制限を求めた従来の姿勢ついて「反省」を述べた自民・茂木幹事長の発言は「一つの意見」と岸田首相。政府としては反省はない様子。 産休育休中の「リスキリング」奨励といい、子育て世代の現実にも、その願いにもかけ離れて、「少子…