おお、須藤元気さんが出るのか。これは応援せねば。
加藤典洋「ものを書くようになる人というのは、頭がいいから、書くんじゃ決してないんです。考えるために書かないといけない、という面倒なサイクルを自分の身体に引き込んでしまった人が、考えるために書く。僕もそうです。考えるために書く。(続…
朝稽古のあと、加藤典洋さんの追悼文を書きました。字数の指定がなかったので、なんだか書き出したら止まらなくなってしまって。そういえばこんなこともあったな、あんなこともあったなと思い出されて・・・記憶違いしてましたが、最後にお会いしたのは一昨年の8月の長野での対談だったのでした。
杖道稽古終わって信号待ちの間にTwitter見たら、高橋源一郎さんが加藤典洋さんの訃報を伝えていて、家に帰ったら電話取材。初めてお会いしたのも奇しくも高橋さんのご紹介で、鈴木晶さんの家でのBBQの席でした。加藤さんは『ためらいの倫理学』を最初に書評してくださった恩人です。
大瀧詠一さん、橋本治さんに続いて加藤典洋さんまで喪って、僕にとって頼りになる「兄たち」がいなくなったようで、とてもつらいです。ご冥福をお祈りします。
これが加藤典洋さんから頂いた最後の言葉になりました。「ありがとう」と言わなければならないのは僕の方なのに。
見城さん、問題のツイート削除して、謝罪したようですね。過ちを改めむるに憚ること勿れ、経営者としては適切な判断だったと思います。でも、この発言で幻冬舎の経営理念ははっきりしたので、まともな作家たちはもう二度と相手にしないと思います。
やはりここまで来たら日本の作家は「幻冬舎とは仕事をしない」ということを宣言すべきだと思います。僕はもともと幻冬舎と仕事をする気がないし、先方も頼む気がないでしょうから「勝手なことをいうな」というお立場の作家もいるでしょうけれど、そ…
言い間違いは本音の露呈というのはフロイトの卓見ですけれど、トルドー首相は日本と中国を間違えることによっていかなる本音を露呈したんでしょう。カナダと中国の外交関係はいまファーウェイ問題をめぐって過去最悪レベルですけれど、その国と間違…
おはようございます。令和元年となりました。改元を祈念して『街場の天皇論』に書き下ろした「海民と天皇」という論考を東洋経済がウェブにあげてくれました。