長崎、原爆の日。 毎年市民参加でつくる平和宣言は、今年も練り上げられた言葉だった。 核保有国と核の傘の下にいる国々のリーダーに「国を守るために核兵器は必要だとする『核抑止』の考え方のもとで、世界はむしろ危険性を増している、という現…
広島への原爆投下から76年。 松井市長は各国に核兵器禁止条約への支持を求め、日本政府には「一刻も早く条約の締約国となるとともに、第1回締約国会議に参加を」と呼びかけた。 核保有国と非保有国の「橋渡し」をいうなら、それが最も確かな道…
中継で聞いていたが意味がつながらず、やがてテロップが消えた。 菅首相が読み飛ばしたのは、「核兵器のない世界に向けた…」というくだり。 なお菅首相のTwi
最大の感染拡大を受けても「本日はお答えする内容がない」として取材を拒んだ菅首相。 国民の側には聞きたいことがたくさんある。感染拡大の地域的広がりと増え方の加速、医療ひっ迫の懸念、緊急事態宣言が機能していないことの認識、五輪… 語る…
五輪中止の選択肢について「人流は減少している。そうした心配はない」 菅首相は「先手先手で予防的措置」だといい東京に4度目の緊急事態宣言を出した。しかし、「予防」とはならず最多の感染拡大に至り、収束の兆しも見えない。「心配ない」と…
「黒い雨」訴訟、政府が上告断念。「救済も検討」と。県と市も裁判の終結を望んできた。当然だが、大事な判断! 菅首相は「政府として受け入れがたい部分もある」とも述べているが、現在の被爆者援護法の適用が誤りであることを認める以上、幅広い…
「五輪のためには理想的ではないが、感染対策のために仕方ない。ホテルでは選手の安全をコントロールできる」と体操・米国女子選手団。 選手村が安全でないと指摘される深刻な事態。しかも組織委は、選手村外の滞在施設をすべて把握できていないと…
五輪関係者、来日後14日以内でも「15分以内なら外出可能」という独自ルールは撤回へ。「安全安心」の鍵とされたバブル方式だが、はじめからプレイブックと異なるルールが現場で実施されている破たんぶり。 このほかにも、バブルの穴は随所に。…
国内の感染急拡大と大会関係者の感染、「バブル方式」の破たんぶりが様々報じられながら、五輪機運を盛り上げようとする直前報道が同時になされる異常さ。自粛しない五輪と、我慢を求められリスクに晒される国民生活ーーやはり、こんな矛盾を抱えた…
穴だらけの五輪バブル。丸川大臣は「組織委員会に対して、不正事例について早急に対象者を特定、把握し厳格な処分を行うことを求めた」というが、そもそもバブル方式に実効性がないことを直視すべきだ。 それにしても、なぜこの程度で「安心安全」…