川崎市は29日記者会見を開き、おととし11月からことし1月にかけて岩崎隆一容疑者(51)の親族から、面談で8回、電話で6回、相談を受けていたことを明らかにした。一連の相談の中では、岩崎容疑者本人と市側の接触はなかったという。
相談は岩崎容疑者と同居していたおじやおばが高齢となり、今後介護ヘルパーを導入するにあたってのもので、岩崎容疑者と親族の間でほとんどコミュニケーションがなかったため、外部のヘルパーが家の中に入ったときの対応などについて助言していたと…
多摩警察署によりますと、けがをした人たちはいずれも川崎市で、宮前区にある聖マリアンナ医科大学病院、麻生区にある新百合ヶ丘総合病院、それに多摩区にある川崎市立多摩病院に搬送されているということです。
NHKが各地の病院に取材したところ、けがをした人たちはいずれも川崎市で、宮前区にある聖マリアンナ医科大学病院、麻生区にある新百合ヶ丘総合病院、多摩区にある川崎市立多摩病院、それに、中原区にある日本医科大学武蔵小杉病院に搬送されてい…
捜査関係者によりますと、子どもたちを刺したあと、みずから首を刺して死亡したのは、川崎市麻生区に住む51歳の男とみられ、警察が親族などに確認を進めているということです。
警察によると、岩崎容疑者は川崎市麻生区の自宅で80代の親族夫婦と3人で暮らしていたという。
亡くなった小山智史さん #n
カリタス学園理事長は会見で「まったく落ち度のない子どもたちと、愛情深く育てていた保護者の方がこうした被害にあい、やり場のない怒りを感じ痛恨の極みです。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、けがをされた方々の一日も早い…
事件を受けて、神奈川県の黒岩知事は会見で「どうしてこのようなことが起きるのか信じられず、貴重な命が簡単に奪われてしまうことがこの神奈川県で起きているのは重大な問題だ。いのちの大切さをみんなで共有する活動を続けていきたい」と述べた。
川崎市の事件で亡くなった小山智史さんは、子どもをカリタス学園に通わせていた保護者だという。外務省のホームページや専門職員採用案内のパンフレットによると、小山さんは、平成16年に外務省に入り、外務省に10人ほどいるミャンマー語の専門…