バイデン大統領が日本の防衛に責任を持つと発言した。抑止力の向上には大いに貢献すると思う。しかし日本政府が自分の国を自分で守る態勢を造る努力を放棄してはいけない。国の守りを他国に依存することは独立国家としては不自然なことだということをもう一度思い起こすべきだ。
5月22日産経主張、「バイデン大統領の日韓歴訪を北朝鮮の非核化に向けた決意を新たにし、結束して行動する契機としなければならない」と言う。北は自国の安全保障のため核武装しているのだ。ウクライナのこともよく見ているだろう。非核化は不可…
ウクライナ戦争で、核武装国中露朝が日韓台に侵攻しても米国が参戦する可能性は極めて低いことが明らかになった。バイデン大統領の日本、韓国訪問は同盟国への防衛義務コミットを補強したいのだ。しかし我が国はバイデン氏の言葉に安心して国家自立の努力を中止してはならない。日本よ、強くなれ。
ウクライナとの関係悪化で日本はなにが困るのか。一方隣国ロシアとの関係悪化はエネルギー問題、北方四島訪問、北の海域での安全操業などに悪影響を与える。ウクライナに完全に味方して戦後最悪と言われる日露関係になってしまったがウクライナ戦争をめぐる我が国外交は国益を考えているのか。
NATOは加盟国の一つが攻撃を受けた場合即時参戦義務がある同盟である。だからドイツやポーランドなどがロシアとの関係が悪化してもロシアはすぐに手を出すことは出来ない。しかし日米安保は即時参戦義務がない同盟である。米国にどれほどすり寄っても米国が日本の戦争に参戦してくれる保証はない。
知床沖の観光船沈没事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい。しかし岸田総理が出張先から東京に戻る、斎藤国交大臣が現地に派遣されるとかいうのはパフォーマンス政治の典型だ。大臣が現地を訪問すれば現地は大臣対応に人力が必要で事故対応の人力が削られる。菅直人の福島原発訪問と同じになる。
ゼ大統領が真珠湾攻撃を引き合いに出したそうだが彼が生まれる前の遠い国の事件を知っていたとは思えない。真珠湾攻撃を露の侵攻と同列に見るのも気に入らないがどこかの国か誰かの入れ知恵なのかも。分断が仕掛けられている可能性もある。ゼ大統領よ、日本からの支援はいらないのか。
露の侵攻を受けてウのゼレンスキー大統領は戦う姿勢を維持し国民と軍を鼓舞している。立派である。しかし2014年クリミアが露に併合をされて以降彼はウクライナを守るためにほとんど軍事力の強化をして来なかった。それが今日露の侵攻を招いたのだ。日本も中国の侵攻を受けるまで何もしないのか。
露がウクライナに侵攻を始めて間もなく露のヘリがウクライナ上空を編隊で飛ぶ映像が流れた。ウクライナにも1万5千人ほどの空軍が存在するがヘリが自由に飛んでいることはウクライナの防空網は機能していない。そんなに簡単に無力化されたのか。空自の防空網の強靭性は大丈夫と思うが。頑張れ日本。
NATOは同盟に参加する一か国が戦争に巻き込まれた場合他の国は即時参戦の義務がある。もしウクライナがNATOに参加することになれば露はウクライナに手を出すことは不可能になる。ウクライナには旧ソ連の軍需工場も多く軍事技術も蓄積されて…