狂犬病ウイルスは、傷口の神経から中枢神経へと移動して、最終的に脳炎を起こして死亡します。神経の中を進む速さが遅いため潜伏期間は約1~数ヶ月と長いのですが、動物に噛まれた場所が脳に近いほど潜伏期間も短くなります。
狂犬病を発症してしまうと、ほぼ100%死亡してしまいます。狂犬病は、今も世界のほとんどの国で発生している感染症であり、毎年100か国以上で5万人以上の人が死亡していると言われています。
狂犬病は、日本国内での感染例はない状況ですが、海外では多くの発生があります。海外で気軽にイヌなどに近づいてはいけません。洞窟内にいるコウモリ、かわいい顔をしたアライグマなど、「狂犬病=イヌ」というわけではないということも知っておきましょう。
峰宗太郎 先生は、ツイッター界(@minesoh)では以前から広く知られている有識者。ちなみに、YouTubeでのホリエモンとの対談は、その解説がわかりやすかったと評判になりました。この動画については以下のアドレスで視聴できます。
@mine
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ヒカキンの素朴な質問は、若い世代の人たちの素朴な疑問を適切にとらえている。このような疑問に、わかりやすく答えていこうという取組みは大切な視点です
一人でも多くの患者さんの命を救うため、最前線の診療現場は守っていきます。みなさんができることは、感染を避ける行動を続けること。それが結果的に医療現場も救います→『「東京や大阪は感染拡大警戒地域」 専門家会議が警告』