雪の影響で、国内の空の便は羽田空港を発着する便を中心に239便が欠航。日本航空は、午後5時以降に羽田空港を発着する国内線のほとんどの便の欠航を決めている。今後の雪の降り方によっては欠航便がさらに増えるおそれ。
羽田空港も午後9時20分から4本ある滑走路のうちの1本を閉鎖して除雪作業を行っていて、首都圏の空の便は影響が広がっている。
雪の影響で国内の空の便は羽田空港を発着する便を中心に337便が欠航となり、23日も、少なくとも21便の欠航が決まっている。航空各社は、ホームページなどで最新の運航情報を確認するよう呼びかけ。
JR中央線の快速電車は、雪の影響で午後11時14分から東京と高尾の間の上下線で運転を見合わせています。また、中央線の各駅停車も御茶ノ水と三鷹の間の上下線で運転を見合わせています。
22日夜7時半ごろ、中央環状線の西新宿JCTで地下の山手トンネルから4号線に進もうとした車が上り坂を登れなくなり立往生。中央環状線の外回りは5時間あまり経った現在も、西新宿JCTから五反田出口付近にかけ断続的に激しい渋滞が続く。
首都圏のJRと私鉄各社によりますと、23日はいまのところ始発から平常通りの運行を予定していますが、状況によってはダイヤが乱れることもあるという。JRと私鉄各社では、インターネットなどで最新の運行状況を確認するよう呼びかけ。
首都高中央環状新宿線の山手トンネルで渋滞に巻き込まれたトラック運転手の男性は「1時間に数100mしか進まない状態が続き5時間以上たってもトンネルから出られない。排気ガスが充満し、非常口に向かって歩く人を20人くらい見かけた」と話す。
雪の影響で、成田空港は午後7時すぎから2つある滑走路がいずれも閉鎖されていて、出発機が遅れたり、到着機が目的地を変更するなど影響が出ている。
成田空港はA滑走路で午後8時10分から除雪作業を始めていて、滑走路の閉鎖が続いている。またB滑走路脇の誘導路上で午後7時すぎにマニラから到着した日本航空742便が雪にタイヤをとられて動けなくなったため、現在B滑走路も閉鎖されている。
成田空港の2本の滑走路が雪の影響で閉鎖している影響で、マニラ発成田行きのフィリピン航空432便が午後8時半ごろ燃料不足のため羽田空港に緊急着陸。午後9時ごろにはセブ発成田行きのフィリピン航空436便も羽田空港に緊急着陸。