それにしても、カジノを含むIRが成長戦略の目玉、というような報道が信じられないというか、そういう迂闊なことをいう政治家が信じられない。カジノのどこにイノベーションがあるというのか、ありものを持ってきて、でかい箱を建てる。結局は従来の箱物行政と何も変わらない。しょぼい成長戦略だ。
かんぽ生命保険の不適切な販売の問題、認知科学的な視点から見ると、現場の営業の方々がどのようなプレッシャーというか評価関数の下に仕事をしていたか(仕事をさせられていたか)ということがすべてで、そこで不適切な設定をしたら不正が起こるのは当然予想できると思う。
ぼくがグレタさんを評価するに至ったのは、その公の場でのスピーチの内容がほとんどすべてであって、気候変動の問題について、現時点での科学的知見を(おそらく探求学習で学んで)把握し、人類がとるべき行動を余計な忖度なしに伝えている。その姿勢が良いと思ったから、グレタさんに注目するに至った
タイム誌が「今年の人」にグレタさんを選んだのも、結局彼女の発しているメッセージの的確さ、ストレートさなどを蓄積的に評価してきたからだと思う。オバマさんが大統領選挙に彗星のごとく登場した時と同じだ。そこがグレタ現象の本質であって、背後に誰がいるとか、こんな陰謀論があるとか関係ない。
周防正行監督「この映画が嘘になってしまう」新作主演・成田凌に“お願い”したこと|ニフティニュース
ウーマンラッシュアワー 、またやらかしたか! うれしいねえ! ガンバレ! もっとやれやれ! 村本大輔、中川パラダイス、グッドジョブ!
ウーマンラッシュアワーの漫才、沖縄の住民投票のネタも拾っていたし、「透明人間」というメタファーも良かったなあ。自己批評も入れ込んでいたし、とてもとても水準の高い舞台でした。村本大輔さん @WRHMURAMOTO 、中川パラダイスさ…
昨日のウーマンラッシュアワーの漫才を、わたしはたいへん面白くて愉快だと思った。それで、The Manzaiは他のすばらしい漫才もたくさんあったと思うので、それはまたゆっくり見ていきたい。何よりもウーマンラッシュアワーを見たいと思ったのは、それが「特異点」だからだ。
科学者は例外的な事象に興味を持つ。日本の笑いの中であまり行われていないことをウーマンラッシュアワーがやっていたら、それが成立しているのかどうか、お客さんが笑っているかどうかに興味を持つ。社会ネタ時事ネタを批評的にやるのは当たり前のことだと思うけれども、それで笑うかどうかは別だ。
お客さんは笑っていたし、見たぼくも笑った。その笑いの中には勝手知ったる笑いではなく、タブーが破られることに対する会心の笑い、不安を覆い隠すためのカバーの笑いも含まれていたいかもしれないが、とにかくウーマンラッシュアワーでお客さんは笑った。地上波テレビのオンエアとして成立した。