今週から高齢者向けのワクチン接種が始まります。メディアは混乱ぶりを報じていますが、本格的な混乱は来月中旬以降でしょう。大量にワクチンが入ってくるからです。ワクチン確保は厚労省、接種は市町村の仕事となっています。打ち切れない市町村が多数でてきます。色んなトラブルも起こります。
アメリカは一日400万のワクチンを打っています。日本にできるでしょうか?厚労省は接種を市町村に丸投げしました。どれだけの市町村ができるでしょうか? 国立病院など厚労省傘下の病院は、まっさきにワクチンを打ちました。巨額の補助金を貰っています。本来、彼らこそ組織をあげて打つべきです
NYTを読んでいると、アメリカのコロナワクチン接種は一日300万件。日本はこれまでに約100万件。PCR検査もそうですが、物量で圧倒的な差があります。太平洋戦争と構造は変わりません。「我慢の二週間」など精神論を国民に押し付ける政府も
ワクチン接種に手間取っている日本ですぐにやれることは、検査体制の強化です。民間を活用すればいい。ロイターは「ジョンソン首相は、大規模な検査体制を整えることで、感染拡大に歯止めがかかり、無症状感染者を特定できると指摘」と報じています。
前川さんは講演で中高の後輩の医師が、東京電力福島第1原発事故後から被災地で医療支援を続けていることを紹介。活動を続ける理由を尋ねた際、「こういう時のために勉強してきましたからね、とさらっと言われた」と話した。
今週の『ネイチャー』の巻頭言です。これが世界の科学界のコンセンサスのようです。 福島第一原発やチェルノブイリの惨状を見ると、炭素排出量の実質ゼロを目指すために原子力に頼るのは難しいことがよく分かる。
世界コロナ感染者7週ぶり増加、年内の終息「非現実的」=WHO
昨日の夕刊の一面トップはコロナワクチン接種一色。すべて東京医療センターの新木院長の同じ写真でした。新木さんは、私が知る限りもっともまともな医系技官の一人でした。臨床現場に戻り活動していました。東京医療センターは慶応系、医系技官は慶應の世界。こういうところでお会いするのは残念でした
ランセットに掲載されたとか。大きなニュースです。日本ではほとんど報じられません。 ロシアのコロナワクチンに92%の予防効果、英医学誌に掲載 | Ar
オリンピック中止の責任は、厚生労働省や専門家会議にかなりあると思います。なぜなら、新型コロナといえどもコロナウィルス属です。季節性のコロナは、例年1から2月にピークを迎えて収束します。日本のように全土に蔓延させなければ、緊急事態宣言は不要で、収束に期待できました。