政府が、事業者に対して、サイバーセキュリティの呼び掛けをしています。経済制裁への反撃として、ロシアからのサイバー攻撃が増える可能性があるからです。特に、電力、ガス、水道、金融、医療、航空など、重要インフラ14分野の関係者の皆様には対策の徹底をお願い申し上げます。
自民党政調会の外交部会では、ロシアへの半導体禁輸を有効なものにする為には、台湾や韓国との連携が必要との意見が出ていました。今日は色々と書きましたが、今朝の自民党ウクライナ問題に関する対策本部の席上、私から政府に要請した事項です。
1月時点で約250名だったウクライナ在住邦人の方々に、政府は退避を呼び掛けてきましたが、約120名残留という状況が長く続いたまま戦闘が始まってしまいました。憲法上、残留希望者に退避を強制できないということでしょうが、心配でなりません。
国会の委員会審議など公開の場で、在ウクライナ大使館員の避難場所やチャーター機の派遣地名を明言することは、リスクが高いことだと思います。制裁発動時に攻撃対象になる可能性にも留意して頂きたいと願います。
とうとうロシアがウクライナに侵攻し、自民党では対策本部を設置。昨日に総理が表明された緩めの制裁は、未だ閣議了解も無く、発動されていません。今夜のG7首脳会談後には、実効性ある厳しい制裁の決断を期待します。
今朝のNHKニュースでは、2月22日は「猫の日」と紹介がありましたが、今日は「竹島の日」でもあり、領土と主権を考える大切な日です。自民党からは、島根県で開催される式典に出席する為、新藤義孝政調会長代理が出掛けて下さいました。
「佐渡島の金山」を、世界遺産候補としてユネスコに推薦する旨、岸田総理が表明されました。 政府内に賛否両論あった中、総理のご決断に、心より敬意を表します。
「世界遺産委員会」は21カ国で構成され、現在は日本も委員国です。「佐渡島の金山」が世界遺産リストに載る為には3分の2以上の委員国、つまり14カ国の賛成が必要です。日本を除くと13カ国のご支援を得られるよう、外務省の頑張りを期待します!
今年2月1日に日本政府が「佐渡島の金山」をユネスコに推薦したら、決定は来年6月です。推薦を来年に見送った場合、来年秋から韓国が委員国になる可能性が濃厚で、世界遺産登録は更に困難に。総理の「今年に推薦」のご判断は、的確だと思います。
オミクロン株確認前でしたが、厚労省幹部に「3回目の接種を前倒しするべきだ」と意見しましたが、厚労省は「8ヶ月」と譲らず。「科学的知見に基づいて、厚労省が8ヶ月の効果に責任を持つということか?」と確認しました。見直すのなら結構なことですが、科学的に説明して欲しいものです。