「共産 志位委員長 『首相夫人ら疑惑の当事者の国会招致を』」 佐川氏の招致は真相解明の第一歩にすぎない。本丸は首相夫妻の関与の問題です。疑惑の当事者にすべて国会に来ていただき真実を語ってもらいましょう!
(会見で)佐川証言は、「訴追の恐れ」を過剰に濫用し、改竄の核心についての答弁を一切拒否する、不誠実極まるものだった。 総理夫妻、官邸の指示を否定したが、その根拠を示すことができなかった。 総理夫妻の関与の疑惑はいよいよ深まった。関係者全員の国会招致、真相究明を引き続き強く求める!
(続き)衆参の証人喚問を通じて、佐川氏は改竄についての自らの関与をあくまで認めなかった。自らの関与を認めていないのに、どうして「総理夫妻や官邸からの指示はなかった」といえるのか。「指示がなかった」という台詞は、自ら関与したものでなければいえない。ここに佐川証言の致命的矛盾がある。
(ぶら下がり会見で)森友文書の改ざんが事実なら、財務大臣の辞任だけではすまない。安倍内閣総辞職を求めていく。行政府が立法府を欺くということは決してあってはならないことだ。そんなことが許されたら国会審議は成り立たないし、民主政治は成り立たない。安倍内閣の責任はきわめて重大になる。
「志位氏『役人が勝手に、あり得ない』森友文書問題」 どういう政治的圧力が働いたかが、解明すべき中心点だ。誰のための改ざんだったか。森友の名誉校長を務めていた昭恵氏のためではないか。誰が考えてもそう思う。佐川氏、昭恵氏の国会招致を!
「森友問題 首相『全容解明へ調査進めたい』」 他人事のような会見。問われているのは総理夫妻の関与なのですよ。
改ざん前の文書に「打ち合わせの際、『本年(14年)4月25日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からは「いい土地ですから、前に進めてください。」とのお言葉をいただいた。』との発言あり」との記述が。 事実なら総理夫人の「関与」そのものだ。佐川氏、昭恵氏の国会招致は絶対不可欠だ!
改ざん前の文書には、「森友」の理事長が「日本会議」に関与していること、安倍総理が「日本会議国会議員懇談会」の副会長に就任していること、総理夫人の昭恵氏が学園で講演・視察したことが明記されているが、それが全面削除されている。総理夫妻と学園との関係を抹消してしまおうというものだ。
「佐川国税庁長官が辞任の意向」 辞任で逃げられると思ったら大間違いだ。国会に来て真相を語れ。「適材適所」と庇った首相は、不明を恥じ、真相究明に責任を果たせ!
首相、裁量労働制の「捏造データ」について、「厚労省から上がってきたから紹介した」「私が詳細を把握しているわけではない」。首相は役所が書いた答弁を読むだけの存在か。出所がどこであれ首相自身の答弁となれば、首相の責任だ。役所に責任を丸投げして知らん顔では国会論戦は成り立たない。