コロナ禍が終息したときに中国資本が息も絶え絶えな日本企業をまとめ買いに来るだろうという見通しがありますが、僕もそうだと思います。これまでは観光資源や不動産に限られていましたが、コロナ後は製造業や流通や金融も続々と中国資本の傘下に入るでしょう。
大林宣彦監督が亡くなったんですね。83年の『時をかける少女』は『探偵物語』と二本立て公開でした。原田知世のアップで映画が終わったとき、みんな拍手してました。プレミアとか監督のトーク付きとかじゃない、ふつうの上映で鳴りやまぬ拍手を聴いたのは結局あれが最後でした。ご冥福を祈ります。
日本でもベーシックインカムの導入のための制度設計を考えるWGを立ち上げる時期だと思います。後から「そこまで考えることはなかったね、ははは」と笑えるのが危機管理が成功したということなんですから。
「アメリカの家庭がなんとか生活できるようにするには全員の手に現金を可及的速やかに渡すこと。これ以外に現実的な方法はありません。」ヤンさんの提案は一律毎月千ドル。民主共和両党からも支持者が。米国ではベーシックインカムの提案は何年も前…
朝ごはん前に共同通信の「コロナ禍論」2500字。「なぜ日本人は危機管理ができないのか」について。それは「日本人は言霊を信じているから」です。最悪の事態を想定すると凶事が起き、何も起きないと広言すれば吉事が起きると信じられている。いや、ほんとに。
複数のメディア関係者から東京ロックダウン間近情報が届いています。「1日説」と「3日説」がありますけれど、感染拡大を防ぐためには一日も早い方がいいと思います。あとはとにかく手厚い休業補償の手立てを講じること。
政府がやるべきことはシンプルだと思います。検査体制の拡充、隔離病棟の新設、医療現場への支援、人工呼吸器など医療資源の生産、そして最大限の情報公開。その上でのロックダウンなら国民は受け入れるでしょう。「自粛要請」で止めているのは、政府の仕事をしていないことを自覚しているからです。
でも、政府も都もは最後までロックダウンに抵抗するでしょう。休業補償をしたくないから。ケチなのもあるけど「何があろうと生活苦は自己責任。公的支援はしない。したら社会主義になってしまう」というイデオロギー的呪縛から逃れられないのです。
今年18回目の新幹線で神戸に帰るなう。東京では「4月からロックダウン」という情報を信じて「引きこもり」体制に入っている人と、ふだんどおりにふらふら街に出歩いている人が混在しています。状況判断がばらけてるのは正確な情報開示と明確なメッセージがないからでしょう。不安です。
噂は噂として、僕は1日も早くロックダウンした方がいいと思います。明日か明後日か、感染者数が急増したところで政府も東京も大阪も決断すると思います。