「円高は円暴落の導火線」今現在、円高ドル安が進行している。日米長期金利差が大幅に縮小しているのだから仕方がない。「日米長期金利差縮小だから円買いを」と勧めていた欧米のハウスがあったからそれに追随する人もいただろう。しかし、こんなに縮小してもこの程度にしか円高になっていない(続)。
この1か月で、日米長期金利差は0・73%縮小した。ドル円は4.5円、日経225は3100円下落した。次の1か月、同じマグニチュードで相場が動くと、今の米国債10年金利が0.76%だから日米長期金利差は無くなる。今、円高を推し進めている要因がなくなるということだ(続)
債務残高がGDPの約170%のレバノンがデフォルトを起こした。バラマキを続け、240%とレバノンより数字の悪い日本も借金を極大化してしまった咎を近じか受けるだろう(続)
昨日は10年物米金利が1.33%まで下落し、ここまで日米長期金利差が縮小したのでさすがに為替も影響を受けたようだ。ただし昔なら90円台に突入するくらいの日米金利差の縮小なのにドル安円高はそれほどは進まない。円が避難通貨ではなくなった証拠。
日本の農業が衰退した最大原因は円高だと思っている。1ドルのトマトは1㌦200円の時、輸入価格は200円。1㌦100円になれば100円だ。競争力を失い収入が減る。国会で何度か農水大臣に質問したが、為替の話をするとどの大臣もポカンとし…
(続)だとすると、かなりまだ円安が進行する可能性もある。為替だけでなく、本邦企業のドルファンディングが なんとなく怪しくなってきていることも考えると、日本の財政を危険視してきた欧米勢の日本売りが始まる予兆だと考えられなくもない(続)。
(続)考えうる唯一の対策としては異次元緩和の深堀として「米国債の大量購入」だが、これだと「政府の資金繰り倒産回避」という「異次元緩和」の主たる目的を果たせない。又ドル高円安が急速に進みXデー(株、国債、円の暴落=日本売り)の引き金となりかねない(続)。
(続)為替がファンダメンタルで動いているときには、為替介入は効かない。無限なる円を売る「円売り介入」と違い、限られたドルを売る「ドル売り介入」は資源が限定的だから、マーケットに見透かされ、一層効かない(続)。
日銀が債務超過になればその発行する通貨世界中の誰も受け取らなくなります。円の暴落です。山ほどの円と1ドルを交換することになります。日本に於いてお金とはドルでもユーロでもありません。円です。円の暴落とは日本ではお金の価値の暴落。1万…
日経平均18000円割れで日銀の保有株は評価損発生だから日銀は焦り始めているだろう。世界が日銀のBSの健全性に疑問を持てば、その発行する円は急落。世界の中央銀行はそういう事態を懸念して金融政策で株など持たない。金融政策で株を持って…