今朝の朝日新聞奈良版からもう1本。三重県名張市の講社から、今年も来年のお水取りに向けて松明(たいまつ)用のヒノキ材が寄進されました。1年後、「達陀(だったん)」という火と水を使う行で使われます。:奈良・東大寺「お水取り」に向け松明…
今日は見学者として、富雄丸山古墳の調査現場の一般公開に行ってきました。開始時間直後に行きましたが、どんどん列が伸びていくのが並んでいてわかりました。昨夜の雪で足元が悪く、斜面を上るのに苦労している方も多かったので、これから出かける…
天理参考館に展示された、「伝・富雄丸山古墳出土」の三角縁神獣鏡3面に、早くも今回の盾形銅鏡出土のパネルがついたようです。墳頂部の粘土槨に眠る被葬者はヤマト王権のスタンダードな鏡を、造り出しの粘土槨の被葬者は類例のない異形の鏡を持っ…
昨日、日本最大の鉄剣と銅鏡の出土が大きな話題になった奈良市の富雄丸山古墳。今年度の調査では、ほかにも新たな発見がありました。今朝の朝日新聞奈良版の記事です。:富雄丸山古墳、埴輪でも新たな発見 隣の古墳、前方後円墳か
前例のない遺物が二つも見つかった奈良市の富雄丸山古墳。今朝の新聞各紙(大阪版)はどこも1面で扱っていました。28、29日の現場一般公開には多数の人が来ることが予想されます。奈良交通が近鉄学園前駅から現地までのバス増発を検討するそう…
日本最大の円墳である奈良市の富雄丸山古墳で、驚異的な遺物が2点出土しました。類例のない盾形の銅鏡に、全長2mを超える「蛇行剣」。被葬者を邪悪なものから守る「辟邪(へきじゃ)」の祭器とみられます。:類例ない盾形銅鏡と巨大鉄剣が出土、…
富雄丸山古墳は謎の多い古墳です。佐紀古墳群からも、馬見古墳群からも離れた単独古墳で、前方後円墳ではなく、あえて巨大な円墳と築かれました。そして今回のような空前の副葬品が収められていました。被葬者はいったい、どんな人物だったのでしょ…
知り合いの先生と富雄丸山古墳の調査現場を尋ねたのは4年前、最初の調査年度の成果が発表されたころでした。当時から造り出しの立派さが注目されていましたが、未盗掘の埋葬施設があったとは。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時と敵対する後鳥羽上皇が、まさに「承久の乱」の頃に拠点としていた水無瀬離宮。大阪府島本町で次々と遺構が見つかっていましたが、その一部が破壊されました。:後鳥羽上皇ゆかりの離宮の庭園…
昨日、西部版夕刊に掲載された熊本・人吉球磨での「文化財レスキュー」の記事が、朝日新聞デジタルにも掲載されました。20年前の悉皆的な古文書調査が、熊本地震でも、今回の水害でも大いに役立ちました。:文化財レスキュー、歴史資料778点を…