ノーベル賞の受賞者は例年10月上旬に発表されます。うっかり「ノーベル賞を受賞した」と書かれることも多いのですが、12月の授賞式前に「受賞した」とするのは不正確。「受賞が決まった」などと書くように注意しています。
#読めた 87% 重陽の節会(ちょうようのせちえ) 陰暦9月9日の節句で「菊の節句」とも呼ばれる。9が重なるので「重九(ちょうく、ちょうきゅう)」ともいう。9は中国で「陰陽」の陽の最大数。新暦では菊の盛りがずれるせいもあり日本で…
#読めた 83% 四分儀(しぶんぎ) 象限儀(しょうげんぎ)ともいう。円の4分の1の形をした盤が主体の天体観測器。江戸時代に使われた。1月の初めに見られる「しぶんぎ座流星群」にその名を残す。
#読めた 86% 処暑(しょしょ) 二十四節気の一つ。暑さが和らぐ頃とされる。「処」には「処分」など「始末する」というニュアンスの語が多いが、本来は「腰を落ち着ける」意とか。つまり「暑さはまだとどまる」ともとれなくはない。
互いに手をかけた「集団自決」 →互いを手にかけた「集団自決」 まもなく76回目の終戦記念日を迎えます。「手をかける」は手間をかける、手出しをする、盗むなどの意味で、自分の手で人をあやめるという意味なのは「手にかける」です。1文字…
東京オリンピックの開会式で君が代を歌ったMISIAさん。「国歌を斉唱」と決まり文句のように言ってしまいがちですが、斉唱は「同一旋律を二人以上でうたうこと」(広辞苑)。歌手が1人で歌うような場合は「独唱」になるので、「斉唱」とは言え…
こどもの日に考える、「子ども」と「子供」。表記に対する「こだわり」は、まず自分自身の個人的なものなのだ、と考え直すことも大切ではないかと思います。
#読めますか 赤銅色 =正解率67% 薄橙色 =86% 青丹 =70% 薄花色 =50% 萌葱色 =86% 「薄橙色」や「ペールオレンジ」は、最近「肌色」の代わりに使われている呼び方です。ところで「色名」は、いろめい? しきめい…
きょう2月11日の祝日は「建国記念日」と呼ばれるのもよく聞きますが、正しくは「建国記念の日」です。
#読めた 61% 大返し(おおがえし) 「退却する途中で全軍が引き返して敵軍に反撃すること」と「日本国語大辞典」にある。が、いわゆる「中国大返し」は織田信長の死を知った豊臣秀吉軍が中国地方から猛スピードで明智光秀を討つべく畿内に…