大学入学共通テストの国語の漢字問題で「心のキンセンに耳を傾ける」が出ました。琴線とは感動し共鳴する心情を言います。文化庁の調査では「琴線に触れる」を「逆鱗に触れる」と混同してか、怒りを買ってしまう意味にとらえる人も少なくありません。感動と怒りでは大違いです。(穂) #琴線
8日に始まった大河ドラマ「どうする家康」。家康は生涯に4回改名しています。松平竹千代から14歳の元服時には元信、結婚後17歳で元康、22歳で家康。そして25歳で姓も改め徳川家康に。現代とは異なり、当時は何らかの理由で実名を何度も改めるのは珍しくなかったといいます。(門) #改名
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渋沢栄一が主人公の大河ドラマ「青天を衝け」が始まります。「衝け」は表外訓のため新聞では通常「突け」としますが、本来は意味が異なります。「漢字源」(学研プラス)によれば、突の「つき出す」に対し、衝は「ぶち抜くような勢いで物に当たる」こと。劇的な人生を予感させます。(穂)#青天を衝け
三省堂の辞書編集者による「今年の新語2020」が発表され、大賞は少し悲しい気持ちを表す「ぴえん」に決まりました。コロナ関連では「密」「リモート」などがランク入りしたものの、来年以降は使いたくないという理由で「ソーシャルディスタンス…
恋しさはおなじ心にあらずとも今宵(こよい)の月を君見ざらめや――。平安時代の歌人、源信明が詠んだ和歌です。今年はコロナ禍で離れて暮らす家族や友人などとも会いにくい日々が続きます。10月1日は中秋の名月。大切な人を思って月を眺めてはいかがでしょうか。(笠) #中秋の名月
ダービー〔夏〕 3歳馬の頂点を決める競馬競走。英ダービーステークスに倣い1932年に創設された。日本ダービーとして有名だが正式名は東京優駿(ゆうしゅん)。今年は5月31日に無観客で開催。「最も運のよい馬が勝つ」といわれる。 ◇ダ…
先週放送の大河ドラマ「麒麟がくる」で「言葉は刃物ぞ。気をつけて使え」というセリフがありました。本木雅弘さん演じる斎藤道三が、息子の高政から「お前」呼ばわりされたことに対し放ったものです。使い方を誤ると相手を傷つける。言葉に携わる者として心にぐさりと刺さりました。(実)#言葉は刃物