「非核化」で骨抜きにされた「CVID」では、誰も核を手放さない ――トランプにとってのCVIDは、首脳会談の成果としてツイッターや支持者集会でアピールできる何かを手にすることでしかなかった…
③迅速に始まるとの考えを示したが、アメリカ自身が主張していた「完全かつ検証可能で不可逆的な核廃棄(CVID)」は盛り込まれなかった。すると、今朝から各メディアは「会談の実りが少なすぎる」「合意の中身が全くない」「非核化は保証されていない」「米朝会談は零点だ」とする過少評価を
英外相 @B
昨夜は、初の歴史的米朝首脳会談、朝鮮半島の緊張緩和という点では一定の評価はできると思うが、まさに第一ステップでありCVIDの実現に向けては具体的プロセス、期限、検証要領等は来週からの米朝閣僚級委ねられる。サプライズはいろいろあった…
【米朝首脳会談】米国が求めた「CVID」とはどういうもの?
米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との史上初の米朝首脳会談が終わりました。日米が一致して求めてきた完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)が共同声明に盛り込まれなかったことで、失敗だとか無意味だとか乱暴な批判も散見されますが、私は、心底、これでいい、と考えています。
非核化、時間稼ぎの恐れ 米朝共同声明で道筋示せず(写真=AP):聞
#米朝首脳会談 は歴史的な会談だったかもしれないが、歴史的な合意とは言い難い。共同声明と言っても、非核化に関して具体的な成果(中身)はほとんどなかった。CVIDという文言はなくても「体制保障」という言葉は盛り込まれた。米朝の交渉がスタートしたということだ。
大きな歴史的イベントであることは間違いない。ただ、共同声明には核(CVID)も、拉致も、ミサイルも何ら言及なし。現時点で日本の国益に照らして「成功」だと言えるものは何もない。全てはこれからだ。一方、大統領の会見を聞くかぎり、日本と…
米朝首脳、CVIDではなく「完全非核化目指す」ことと北朝鮮の安全保障で合意 トランプ大統領は記者会見で「非核化のための費用はアメリカは出さない。隣人たちが助けることだ」と語った。